札幌市と大日本印刷 魅力と活力を創造し続ける新しいまちづくりで連携

札幌市(市長:秋元克広)と大日本印刷株式会社(本社:東京 代表取締役社長:北島義斉 以下: DNP)は、「北海道の未来を創造し、世界が憧れるまち」、「互いに手を携え、心豊かにつながる共生のまち」を目指し、共に札幌のまちづくりを進めていくことを目的とした「さっぽろまちづくりパートナー協定」を2021年5月11日に締結しました。

締結の背景

札幌市では、企業と札幌市がまちづくりに関して協力体制を構築し、企業が持つノウハウや資源を札幌のまちづくりに活かしていくため、包括的な取組事項や協力項目等を取り決めた「さっぽろまちづくりパートナー協定」を締結する取組みを進めております。

DNPは2019年から協賛している「北海道マラソン」を通じて、札幌市とともに共助(助けあい)を促す社会的な実験の取組みなどを進めてきました。札幌市とDNPは今回、これまで行ってきた取組みをさらに発展させ、「新しいまちづくり」の実現に向けて、「さっぽろまちづくりパートナー協定」を締結することになりました。

協定の内容

(1)新たなエリアマネジメントの手法を通じた地域価値の向上

DNPが持つバーチャル空間の構築・運営のノウハウを生かし、都市空間の新たな魅力・活力を創出します。札幌市の市有施設である札幌市北3条広場(通称「アカプラ」)を「PARALLEL SAPPORO KITA3JO」としてバーチャル空間を構築し、新たなエリアマネジメント活動の場として、札幌市や企業等と連携したコンテンツを提供します。都市空間の価値向上を図るほか、札幌市の魅力を国内外へ発信します。

(2)誰もが住み・訪れやすいまちづくりに向けたコミュニケーションの提供

DNPの持つさまざまなソリューションを提供し、札幌市が発信する情報を、市民や来札者に向けてわかりやすく伝えるためのデザインやメソッドの提供や支援を行います。

  • 情報やデータをイラストや図表で視覚的にわかりやすく表現するインフォグラフィックス(infographics)(IG)と、多様な人々にとっての使いやすさを重視したユニバーサルデザイン(UD)を組み合わせたDNPの新しいデザイン手法(IGUD)*1を活用して札幌市観光マップをリニューアルします。
  • 助けあいアプリ「May ii(メイアイ)」*2との連携により、札幌市民のホスピタリティの向上を支援します。

*1 DNPのIGUDの取り組みについて → https://www.dnp.co.jp/news/detail/1187765_1587.html
*2 DNPソーシャルアクションサービスMay ii(メイアイ)について → https://mayii.jp/

(3)コンテンツの活用による2030年に向けたスポーツの魅力や街の活力の創出

出版社等が持つマンガ、アニメ、写真、映像などのコンテンツの活用や札幌市のデジタルトランスフォーメーションの支援を推進することで、新たな札幌市の魅力・活力を創出します。

  • 札幌を舞台としたコンテンツとのタイアップなど、コンテンツの活用により札幌の魅力を高め国内外へ発信します。
  • パラスポーツ・パラアスリートの魅力を発信するため、マンガやアニメ、写真などのパラスポーツに関するコンテンツを提供します。
(4)地域との関わりを深め、持続可能なまちづくりへ向けて連携・協力

文化・観光・スポーツ振興など地域との関わりを積極的に深めるとともに、次世代の子どもたちの育成・札幌市の産業の振興など持続可能なまちづくりに向けて連携・協力します。

  • 文化・芸術を学び、体験できるワークショップの提供をはじめ、誰もが文化・芸術・スポ―ツに親しむことができるまちづくりへ連携・協力します。
  • 地域のまちづくりへの連携・協力します。

 

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